さらばハイセイコー

はっちまんさんのあ(か)い日記帳に
寺山修司氏の「さらばハイセイコー」をアレンジした詩がある。
なっちを稀代のアイドルホースになぞらえた詩である。
はっちまんさんご自身の解説もあり
興味を持って読ませていただきました。


ハイセイコーがターフを沸かせていたころ、私はまだ生まれていないわけで、
ハイセイコーのことは昔の映像や本などからの情報しか持っていない。
地方 大井競馬場でデビューし破竹の連勝劇。
中央に殴りこみ弥生賞スプリングSを連勝。
そして皐月賞までも制してしまう。
だが、圧倒的一番人気に推された日本ダービーで3着と始めての敗戦。
クラシック最後の一冠 菊花賞もハナ差敗れてしまう。
それでも、人気は衰えることなく
翌年は宝塚記念を制した。
また、次走高松宮杯では当時の中京競馬場観客数レコードを作ったと記憶している。


はっちまんさんはここでカツラノハイセイコの名を挙げられた。
ハイセイコー産駒のダービー馬
第二の人生でも成功を収めたハイセイコー
なっちも新たなフィールドで成功を収めて欲しい。


ただ、ハイセイコーを語る上で忘れてはいけない馬がいる。
タケホープ
ハイセイコー世代のダービー馬
そして、菊花賞ハイセイコーをハナ差抑えた馬である。
まさしくハイセイコーのライバル
「人気のハイセイコー 実力のタケホープ」という言葉も生まれた。


なっちにとってのライバルとは誰なのだろうか?
ともにセンターを張った後藤真希なのか?
一緒に北海道から上京した飯田圭織なのか?
それとも、直接対決と言われた同時シングルリリースで
順位で劣った相手 鈴木あみだったのだろうか?


誰でもいいと思う。なっちにはよきライバルをもってほしい。
互いに切磋琢磨しあえるライバルを。