昨日の続き


2コーナーを回って全頭紹介のとき
横山典弘 鼻歌でも歌っていればしめたものであります。」
これなんかもおもしろい表現ですね。
実際 レース中に鼻歌を歌うジョッキーなんているわけないんですが、
余裕の表れを鼻歌で表現するとは古風でいいですな。


全体的に見ると噛んだところがあったり
タップが早め先頭にたったところをちゃんと実況できていなかったり
(これはカメラワークの問題もありますけどね。)
全盛時には遠く及ばない実況だったかもしれませんが
それでも心に残る実況でした。
この宝塚記念はタップや佐藤哲三騎手ならびに関係者様には申し訳ないんですが
タップが勝った宝塚記念ではなく
杉本さんが最後に実況した宝塚記念になるんでしょうね。




競馬ファンならば杉本さんの好きなフレーズを一つは持ってると思うわけで、
ウエポンさんならミスターシービー菊花賞
ヤマノリさんはアロハドリーム
(私も何のレースかわからないです。)
私はやはり宝塚記念
「あなたのそして私の夢が走ります宝塚記念」ですね。
ここ最近は何日か前に杉本さんの夢を発表しますし
実況でもスタート前に言っていますが
数年前まではレース中にこのフレーズを言って
そこで初めて杉本さんの夢がわかるわけで、
そりゃ〜ヒヤヒヤもんですよ。
その馬はこないわけですから。^^;
一度 自分の夢とマチカネタンホイザでかぶってしまったときは凹みましたね〜。
(案の定こないし・・・)


杉本さんから見れば宝塚記念は勝てないレースということになるんでしょうね。
夢はことごとくこないわけですから。
ただ一回夢がかなったときも、ライスシャワーの事故があったわけで
素直に喜べなかったでしょうしね。


宝塚記念には運はなかったわけですが、
他ではそうではなかったと思いますね。
何と言っても3度三冠実況(ミスタージービー、シンボリルドルフナリタブライアン)してるわけですから。
5回のうちの3回ですからね。
今後3度も三冠実況できる人はいないでしょうね。


その三冠最後の菊花賞でも名実況はたくさんありますね。
京都3000m 二度の坂越えは数々のドラマを生みますから
必然的に名実況が生まれますね。
そのすべてを盛り込んだのが2000年最後の菊花賞
過去に勝った馬がどういうレースをしたかを挟みながらの実況。
もう一度聞きたいところですね。
今度DVDでも買ってこようかな。


もう杉本さんの実況が聞けないというのは本当に残念です。
杉本さん 本当にお疲れ様でした。